IMG_254122日、盛岡市で「民進党岩手県総支部連合会」の結成大会を行いました。3月27日に旧民主党と旧維新の党が合併し、「民進党」がスタートしました。これに合わせ、都道府県レベルの組織も名称を変更し、再出発しようという趣旨です。当日は、例年に増して多くの御来賓、党員・サポーターの皆様にお越し頂き、結成大会を盛り上げて頂きました。この場を借りて、改めて感謝申し上げます。

大会において、私は、県連の幹事長として、①組織変更に伴う規約改正や②昨年の活動報告、③本年の活動方針について説明させて頂きました。③の中で、18日に参議院議員選挙岩手選挙区の野党統一候補が決定した経緯について概ね以下のとおり説明しました。

IMG_2538野党4党の統一候補に予定していた現職の突然の引退表明により、選挙本番が迫る中、新たな統一候補を決めなくてはならなくなったこと⇒我が党としては、短期間の活動で勝てる候補として、知名度・実績のある前衆議院議員の「畑こうじ」氏がふさわしいと主張したこと⇒共産・社民・生活の各党からは、我が党の主張に理解を頂いた一方、現職の所属政党を考慮して新人の「木戸口英司」氏を統一候補とするよう懇願されたこと⇒今回の参院選では全国的に野党共闘が進む中、岩手でもこれを守るべきと考え、木戸口氏を統一候補とすることに同意したこと⇒その見返りとして、畑氏については、衆院選岩手2区における「民進党公認の野党統一候補」とすることで各党の了承を得たこと。

IMG_2505参加者からは、いわゆる「ゼロ増6減」法が成立し、岩手の小選挙区が将来4から3になった場合の対応につき質問がありました。私は、今回の合意においては、「今後の国政選挙でも、今回の野党協議の経緯と結果を踏まえ、野党統一候補に向けて協議を行う」という文言も盛り込んでいるため、今回の協議で我が党が譲歩した事実を各党に考慮して頂きながら然るべき対応を取るとご説明し、満場一致で了承を得ました。

今回の合意により、参院選では全国すべての一人区で野党共闘が実現しました。権力の暴走にブレーキをかけ、民進党が掲げる「自由」、「共生」、「未来への責任」の政治を実現する態勢が整いました。参院選勝利を目指し、全力で頑張ります。

また、岩手県連においては、この3年間、国会議員は黄川田徹代議士と私の二人だけでしたが、畑氏が国政に復帰すれば、新たな三本の矢が完成します。一部の人しか豊かになれないアベノミクスの「三本の矢」は、失速・墜落しました。岩手の「新・三本の矢」が中心となり、地方の普通の人も豊かになれる政治を実現したいと思います。民進党として再出発した岩手県連に対し、一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。