IMG_20160327_142118IMG_20160327_16261227日、「自由、共生、未来への責任」という理念の下、民主党と維新の党は合併し、「民進党」という新たな名前で再出発することになりました。

これまで民主党を応援して頂いた皆様、とりわけ政権を失ってからも、民主党の党員、サポーターとして物心両面で民主党を支えて頂いた皆様の中には、複雑な思いを抱かれる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、結党大会の来賓挨拶では、脳科学者の茂木健一郎さんが「民主党政権の失敗を反省し、学んで欲しい」と述べ、SEALDS代表の奥田愛基さんは「民と共に進むというスローガンを本気で語って欲しい」と訴えました。

厳しい言葉ですが、いずれもその通りです。名前を変えたからといって、失敗した過去が消えるわけでもなく、また、名前通りの政治が実現できるわけでもありません。重要なのは、これからの「民進党」の行動です。

私は、前回2014年暮れの総選挙の時に、「共に前へ」というスローガンを掲げました。これには二つの意味を込めました。一つは、民主党が度々分裂した反省に立ち、党内全員が「共に前へ」進むという意味。もう一つは、一部の権力者や国民だけが前に進むのではなく、政治家を含むすべての国民が「共に前へ」進むという意味です。

「民進党」が目指す方向も同じだと思います。過去の反省を踏まえ、党内が結束し、国民一人ひとりと共に前へ進む政治を実践していく。これを積み重ね、近い将来、必ずや政権を託せる政党に成長していくことをお誓いします。

最後になりますが、これまでの民主党への長きにわたるご協力、ご支援に深く感謝を申し上げますと共に、民進党に対しましても、なお一層のご協力とご支援を賜りますよう、心よりお願いいたします。