rps20150909_0908416日、岩手県議選の投開票が行われ、おかげさまで民主党の公認候補5名は全員当選を果たすことができました。当選した候補はいずれも現職であり、前任期の4年間は東日本大震災の復旧、復興に全力で取り組んできました。また、民主党が逆風にあえぎ多くの議員が離党する中、党に残って地道な活動を続けてくれました。そのひたむきさと粘り強さが、本選挙での県民の皆様からのご支持につながった気がします。

 そのほかにも、滝沢選挙区では党県連が推薦した無所属の新人候補が1名当選し、紫波選挙区では私が支援した2名の候補も当選することができました。各候補にご支持、ご支援を頂いた皆様、選挙活動にご理解、ご協力を頂いた皆様に、心より感謝を申し上げます

一方で、反省すべき点もあります。現職以外に公認候補を擁立できなかったことや、滝沢選挙区で民主党が推薦した2名の新人候補が落選したことです。さらに、必ずしも民主党の責任というわけではありませんが、今回の選挙は、①有権者減、②候補者減、③投票率減、という「トリプルダウン」に見舞われたことも深刻に受け止めなくてはなりません。

①については、盛岡周辺を除き有権者が大きく減少した選挙区が多く、有権者数は前回より2万2千人少ない約107万人となりました。②については、戦後最少の候補者となった結果、全16選挙区のうち6選挙区で無投票となりました。③については、投票率が52.8%と過去最低を記録し、とくに盛岡選挙区は先日の市長選・市議選を8ポイント下回る43.5%という低さでした。

4年後に向け、今回当選した同志の議員と共に、人口減少の歯止めとなる政策を着実に実行し、魅力ある公認候補を一人でも多く擁立し、有権者の関心が高まる政治活動を展開することにより、「トリプルダウン」にブレーキをかけていきたいと思います。民主党になお一層のご支持、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。