12日、「太田総理の私が総理大臣になったら・・・秘書田中。」の収録のため、日本テレビに行ってきました。

新たに借金をしないと子ども手当などができないのなら鳩山首相に辞職してもらいます

という「太田総理」発案のマニフェストにつき賛成・反対に分かれて議論を行いました。私は、民主党の議員お二人と共に反対側に回りました。

太田総理は、最初に、

政府は5日、2010年度予算編成に関し、歳入不足を補うため、赤字国債を増発する方針を固めた。10年度税収は09年度当初見通しの約46兆円を割り込むのは確実で、政府は40兆円を下回る可能性もあるとみて、不足分は赤字国債で賄わざるを得ないと判断した

という6日の時事通信のニュースを取り上げ、

鳩山総理は借金を増やさずにマニフェストを実行すると言っていた。公約違反だ。

と言ってきました。私は、

鳩山さんが言っていたのは、マニフェストの政策を来年度実行するのに必要な7兆円は借金に頼らず無駄遣いなどを削って調達するということ。税収が6兆円落ち込んでその分借金が増えたとしても、それは麻生政権の責任であり、鳩山総理に責任はないと思う。

と反論しましたが、いつも過激な発言をする某女史などから「民主党は無責任だ」と一方的に決めつけられ、理解を得られませんでした。

もっとも、賛成側に立った自民党の現議員と前議員の5名の方々は、税収が落ち込んだ責任を全部民主党に押しつけるのは不公平だと思われたせいか、この点については、しつこく追及してきませんでした。

その後、子ども手当をはじめ、民主党のさまざまな政策の是非につき2時間以上も出演者で議論しました。前回出演した時は、野党の新人議員ということで前列末席の方にいましたが、今回は与党、しかも政府の一員という位置づけのため、太田総理の前に座ってさまざまな批判・意見に応対しました。非常に疲れましたが、臨時国会を前にして国会答弁のいいトレーニングになりました。