東日本大震災から4年が経ちました。内舘候補予定者

11日は、三陸沿岸の宮古から岩泉に北上し、高台での営業再開を間近に控える「たろう観光ホテル」の松本勇毅社長、三陸沿岸の60寺院の協力を得て「三陸遍路みち」を開設した釜石出身の三味線奏者・駒幸夫さんにお会いしました。お二人は、この4年間、震災を風化させず、多くの人が三陸に訪れるための取組みを民間の立場から続けてこられました。

今、膨大な国家予算と人員、資材を使い、道路や防潮堤、災害公営住宅や高台造成などインフラの面での復興は進みつつあります。しかし、中央主導の公共事業を進めるだけでは震災前から続いていた人口減少や地域経済の衰退を食い止めることはできません。松本さんや駒さんのような志ある方が一人でも多く地域のために活躍してもらわなければ地域の未来はありません。これは被災地だけでなく、程度の差こそあれ全国共通の重要課題です。

私の地元盛岡では8月に市長選挙が行われる予定ですが、盛岡の未来のため、課題解決に向けて苦楽を共にでき、創造力のある同世代のリーダーが必要だとかねがね考えていました。14日に盛岡市長選挙への出馬を表明した内舘茂氏は、その意味で最適の人材です。

 私と同じ48歳で働き盛り。生粋の盛岡人で、家業を継承しつつ自ら会社を創業し業績を伸ばしています。社会貢献にも熱心で盛岡青年会議所の理事長や岩手県の高校PTA連合会長などを務めてきました。何よりも「盛岡をもっと素晴らしいまちにしたい」という情熱があります。内舘氏のことは高校時代からよく知っています。多忙な中、同窓会の幹事や私の選挙応援などを快く引き受け、多くの仲間を巻き込んで企画を成功させる才能は図抜けています。

「創る!」というテーマで内舘氏が会見で語った政策の方向性も、彼の持ち味と経験を生かし、国が掲げる「地方創生」のモデルとなりうるものでした。①各界の知恵と力を結集し、全員参加で地域のにぎわいを創る。②そのにぎわいを持続するため、民間感覚で補助金に頼らなくても採算が取れる事業を追求する。③リーダー自らが地域の魅力を発信する「営業マン」となり、観光等で「外貨」を稼ぐ。④女性や若者が地域に留まり、活躍できる環境を整える、等々。党派を超えて幅広く市民の共感が得られると思いました。

盛岡の明るい未来を創るため、勇気ある決断をしてくれた内舘茂さんに心から感謝し、最後まで全力で支えたいと思います。多くの皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。