14日、民主党岩手県連の臨時大会が開催され、達増知事や砂金連合岩手会長など多くのご来賓、そして県内各地の地方議員、党員の皆様にご出席頂きました。

議題として、県連代表の選任があり、先日の内閣改造で復興副大臣に就任した黄川田代議士に代わり、私が新代表に選任されました。民主党への逆風と岩手県連の分裂という苦境の中、重責を担い身の引き締まる思いです。

就任あいさつで、私は概ね以下のお話をしました。121014県連臨時大会であいさつするしなたけし

「県連はこの数か月で多くのものを失ったが、まだ強みは残っている。第一に、政権政党に属すること。第二に、平野大臣、黄川田副大臣を擁し、政府と一体で岩手の復興を進められること。第三は、13名の県議団は最大会派であり、年代、得意分野も幅広いこと。最後に、一番の強みは、こうした逆風の中でも、変わらず県連を応援してくれる方がたくさんいらっしゃること。

我々は、これらの強みを生かし、岩手の復興なくして日本の再生なし」を合言葉に、一生懸命復興に取り組んでいく。具体的には、

行政のサポート。被災地では膨大な新規事業を抱え自治体だけでは手が回らない。我々政治家も自治体の仕事が円滑に進むよう協力する。
行政のチェック。復興予算の使われ方が問題になっている。議会で正すべきは正し、被災した方が納得できる使い方に改める。
被災地の代弁者。国や自治体に思いを伝えられない、届かない被災者の声に丁寧に耳を傾け、政策に反映させる。
情報発信。平野大臣、黄川田副大臣にはそれぞれの立場で積極的に情報発信して頂く。県連も定期的に記者会見を行い、活動成果をきちんと伝える。

総選挙に向けては、以上の仕事を進めることで、もう一度有権者に復興という重要な仕事を我々に任せてもらえるよう信頼回復に努める。

さらに、国家主義、新自由主義に偏っている自民党や維新の会とは異なり、民主党は生活者のための政治、格差是正を掲げて政権交代を果たした。その原点を明確にし、有権者に支持を訴える。」

今後とも岩手県連へのご理解、ご協力、ご支援をお願いいたします。