21日、新しい副大臣と政務官のメンバーが決まりました。私の後任は、総務大臣政務官が内山晃代議士(千葉7区)、公務員改革担当政務官が園田康博代議士(岐阜3区)です。
内山さんは、社会保険労務士でもあり、野党時代は年金記録問題の解決に取り組みました。総務省は、年金記録確認第三者委員会の運営や日本年金機構の業務監視を行っており、内山さんの手腕が存分に発揮されそうです。園田さんは、大学で憲法の講師を務め、野党時代は一緒に消費者関係の議員立法を立案しました。公務員が「全体の奉仕者」(憲法15条)となるよう、良識ある公務員改革を進めてくれそうです。
後任決定を受け、首相官邸、内閣府、総務省と、仕事上でお世話になった方々に退任の挨拶回りをしました。仙谷官房長官や玄葉大臣、蓮舫大臣は、代表選挙中は敵味方に分かれて戦いましたが、仕事の面ではいつも私の意見に真摯に耳を傾けてくれ、部下として仕事のしやすい上司の方々でした。
我が身を省みると、この点は未熟だったと思います。「自分が納得できない案件は、大臣を説得できないし、国民に説明できない」という考えから、人事案、予算案、法案、答弁書案など、決裁が必要な書類は納得するまで何度も修正を命じました。私よりはるか年上の幹部の方たちに対しても、軽率なミスやおざなりの仕事があれば、厳しく指摘して改善を求めました。
優秀な官僚の皆さんのプライドを時に傷付けたと思いますが、それにも拘らず、天下りあっせんの廃止をはじめ、新規採用の4割減、独立行政法人の埋蔵金返還、総務省予算の大幅削減といった官僚組織にとって不利で困難な仕事も、献身的に働いて成果を出してくれました。
ちょうど1年で政府から離れることになりましたが、多くの貴重な経験を積むことができた充実の1年でもありました。この経験を糧に精進を重ね、いつの日か官僚の皆さんにもっと楽しく生き生きと働いてもらえるような上司になって、再び政府に戻ってきたいと思います。