全国的に注目を集めた衆議院山口2区の補欠選挙。地元自治体の首長らが自民党候補の支持に回り、一時は接戦も予想された我が党の平岡秀夫候補でしたが、27日夜の開票直後に当選確実と報じられ、4回目の当選を果たしました。

私も選挙戦終盤に選挙区に入り、衆議院財務金融委員会でご指導頂いてきた平岡候補の応援を行いました。現地で驚いたのは、従来自民党が強かった地域でも私を温かく迎えてくれ、平岡さんを推す声が多かったことです。ガソリン税の暫定税率復活や後期高齢者医療制度の存続を図る福田政権に自民党支持層も反旗を翻したわけです。

ところが、福田首相は、この選挙結果を真摯に受け止めることなく、暫定税率を復活させる法案を30日に衆議院で再可決しようとしています。民意をまったく読めない福田首相。

本当にねじれているのは衆議院と参議院の関係ではなく、国民と政府の関係ではないでしょうか。