13日、代々木の青少年総合センターで行われた「未来国会2014決勝コンテスト」にゲストとして参加しました。このコンテストは、大学生を中心とする4人から6人で成るチームが、理想とする30年後の日本の国家ビジョンを描き、それを実現するための10年後の国家予算も策定して発表。「若者らしい創造性且つ、現実性を備えた夢」かどうかという観点から、30歳以下の若者の投票により、優勝チームを決定しようというものです。
若者の政治参加を支援するNPO、「ドットジェイピー」が主催し、今回が5回目です。過去最多となる26チーム・126名が参加しましたが、この日は、予選を勝ち抜いた5チームによる決勝が行われました。ゲストは、私のほか、自民・みんなの国会議員、新聞論説委員ら6名で、各チームの発表にコメントし、優勝チームとパネル・ディスカッションを行いました。
決勝の5チームが掲げたビジョンは、①「アジアの平和と発展をもたらす国、日本。~アジア共同体への道」、②「日本飛翔計画~産める増やせる国づくり」、③「依存からの脱却」、④「若人応援社会」、⑤「一億総労働健康国家」です。どれも今の日本が抱える問題をよく捉えていて、30年後にそうあって欲しいと思えるビジョンばかりでした。
ただし、「若者らしい創造性且つ、現実性を備えた夢」という投票の基準のうち、後半の「現実性」に重きを置いているチームが多い印象がありました。そうした中、若人応援社会というビジョンのもと、全国に10か所の「若者特区」を設け、16歳以上への選挙権と被選挙権を与える選挙制度、事業に失敗しても失敗に至るまでのノウハウを行政で買い取る起業支援制度、高校生が小中学生の担任をする教育制度などを実施しようというチームが、優勝に輝きました。
安倍政権になって「国家戦略特区」が始まりましたが、企業が稼ぎやすい国を作るとして解雇規制や残業規制を緩和しようとしており、ブラック特区とも呼ばれています。若者を利用する国ではなく、若者が活躍できる国を目指した優勝チームの提案は、創造性豊かで未来に希望が持てるものでした。自分が大学生の頃を振り返ると、いかにして野球に勝つかということばかり考えていたような気がします。志も能力も高い数多くの若者と接し、30年後の日本のために自分もさらに頑張ろうという気持ちになりました。