IMG_344724日、夏の高校野球の岩手県代表が、昨夏の甲子園ベスト4の花巻東高校を破った盛岡大付属高校に決まりました。選手、関係者の皆さん、おめでとうございます。

高校球児の頑張りを見習うべく、翌25日には、民主、維新、みんな、結いの野党4党で野球経験のある議員が集まり、文京区立第8中学校の野球部の皆さんと試合をしました。民主党からは、私のほか、前原誠司、細野豪志、泉健太、小川淳也、柚木道義の6人の衆院議員が参加しました。

中学生が相手なので勝つつもりで臨んだ試合でしたが、久々の野球でボールが手につかない議員も多く、守備の乱れから序盤に大量失点。次第に勘を取り戻し後半追い上げましたが、8対15で敗れました。私の方は、4打数3安打1打点と打撃は好調でしたが、肩の痛みから本職の投手で出場できなかったのが残念でした。

当日の都心は35度を超える最高気温で、試合を始めた午後1時過ぎには人工芝のグランド上は50度ぐらいになっていたと思います。体調を崩す議員が出ないか心配しましたが、みんな元気にプレーを続け、普段はあまり接点のない他党の議員とも仲良くできました。また、試合後には取材に来てくれたマスコミの皆さんも交えて懇親会をしましたが、そこでは少年時代に見た高校野球の名選手、好試合の話で大いに盛り上がりました。

今回の野党連合野球をきっかけに、一強多弱と言われている政治の世界でも野党連合が進む機運を高めていきたいと思っています。また、議員の野球に限らず、スポーツをすること、観ることは、人に喜びや元気を与え、人の輪を広げてくれます。このスポーツの力をさらに活かすためには、スポーツを支える環境も整えなければなりません。

民主党政権時代に成立した「スポーツ基本法」でも、その前文で、すべての国民が日常的にスポーツに親しみ、スポーツを楽しみ、スポーツを支える活動に参画できる機会が確保されるよう、スポーツ立国を目指して国家戦略としてスポーツに関する施策を総合的かつ計画的に推進すると定めています。

大谷、銀次、雄星選手ら県出身のプロ選手が活躍する野球はもちろん、プロのチームが活動するサッカーやバスケットボール、釜石市がW杯開催地に名乗りを挙げたラグビー、紫波町に素晴らしい練習環境ができたバレーボールなど、近年、岩手のスポーツ熱は飛躍的に高まっています。2016年の岩手国体に向け、スポーツ基本法の理念を岩手が率先して実現できるよう、スポーツ政策にも積極的に取り組んでいきます。