20日、新しい議員会館がオープン。私の事務所は、旧衆議院第二会館の224号室から新衆議院第二会館の203号室に移りました。両隣は、「平成の水戸黄門」こと渡部恒三先生と、政治資金問題などで意見交換をしている同じ弁護士出身の辻恵先生です。
既に報道もされていますが、事務所の広さが約2・5倍になりました。今までは、約40平方メートルの広さを二つに分け、入り口近くが秘書のスペース、奥が議員のスペースになっていました。
従来の秘書のスペースは、秘書の机や事務機器、給湯設備でほとんど埋まってしまい、来客の待機場所が少ししかありませんでした。お客様が多い時は入りきれず、やむを得ず事務所前の廊下でお待ちいただくこともありました。新事務所では、お客様に待っていただく場所を広くとっており、御迷惑をお掛けすることはなさそうです。
一方、従来の議員のスペースは、執務場所と来客の応対場所を兼ねており、執務机の上の重要書類が部外者の目に触れてしまうという問題がありました。新事務所では、議員が仕事をする場所とお客様と面談する場所が区切られたため、仕事中の不意の来客でも、情報管理を気にせずに応対することができます。
議員やお客様にとっては便利になった議員会館ですが、政権交代前に着工が始まったものとは言え、国家財政が大変なこの時期に立て替えたのは問題だろうと思います。
新人銀行員だったころ、融資の審査では「本社を新築した会社に気をつけろ」と教えられました。利益を生む工場や営業所より、経費しか生まない本社の方に金をかけるような経営者は危ないということだったのでしょう。
政権交代でこの国の「経営者」となった我が党は、マニフェストに掲げた議員定数の削減をなるべく早く実行し、空いた事務所を民間に有料で貸し出すなど、新会館の経費を穴埋めしていく努力をしなくてはなりません。