29日、プロ野球ドラフト会議が行われ、花巻東の菊池雄星投手は6球団のくじびきにより、西武ライオンズが交渉権を獲得しました。高校生で6球団から1位指名されたのは、PLの清原選手らと並ぶ史上最多で、日本中から注目されています。ぜひプロ野球に入っても、岩手のために活躍してもらいたいと思います。

 さて、その前日には、日本郵政の新しい人事が発表されました。18人の取締役のうち、斉藤次郎社長など官僚出身者に注目が集まっていますが、留任された経済界の重鎮お二人のほか、地方の首長、経営者、作家、学者、元検事総長など多様な人材が集まっています。

 中でも、副社長に就任された元長銀常務の高井俊成さんは、私の職場の大先輩であり、私が新人で配属された池袋支店で当時支店長をされていました。仕事の面でもお世話になりましたが、大変野球がお好きで、一緒に野球をした思い出があります。

 また、池袋支店は西武グループと取引が深く、当時は西武球場までライオンズの応援に行ったりしたものです。郵政も西武ライオンズも紆余曲折がありましたが、それぞれ素晴らしい人材を得て新たなスタートです。