7日、立憲民主党の代表選挙が告示され、前代表の枝野幸男さん、元総理大臣の野田佳彦さん、前代表の泉健太さんらが立候補しました。これから放送、ネットでの討論会や全国各地の地方討論会を経て、23日の臨時党大会の投開票により新たな代表が決定します。
ご存じのとおり、今回の代表選挙と同時期に、自民党の総裁選挙も行われます。そこで選出された新総裁が首相に就任してすぐ、衆議院の解散総選挙を行う可能性も十分にあります。受けて立つ野党第一党の立憲民主党は、「裏金問題をはじめ不祥事が多発する自民党の新総裁より、政権を託すにふさわしい」と多くの有権者に思って頂ける人物をこの代表選挙で選ばなくてはなりません。
私は、この3年間、逆境に耐えて党勢を回復させてきた現代表の泉健太さんに頑張って欲しい気持ちもありましたが、以下の理由で野田佳彦さんを支持することに決めました。
第一に、地元を含む有権者の意向です。公示前に行った地元の国政報告会で、野田さん、枝野さん、そして現代表の泉さんのうち、誰が代表にふさわしいかを選んでもらうと、どの地域でも野田さんが圧倒的な支持を受けていました。全国の世論調査でも同様の結果です。12年前、身内の反乱もあって政権を失った野田総理でしたが、東日本大震災の復興に誠実に取り組む姿が、今も多くの県民と国民の記憶に残っているからではないでしょうか。
第二に、自民党との差別化です。自民党の総裁選挙では、刷新感があるという理由で若手候補の人気が高いようです。ただ、その中にも何代目かの世襲候補がいたり、派閥の重鎮が陰で支えていたりで、刷新「感」はあれど中身は従来のままです。それに比べて、野田さんは世襲や利権とは無縁で、街頭活動で鍛えられた庶民政治家です。また、野田さん本人はベテランの政治家ですが、それを支えるのは中堅・若手の改革能力が高い議員たちです。野田政権になれば、より国民の感覚や要望に沿った政治ができると思います。
第三に、政権交代への本気度です。5日、野田さんにお会いして直接、代表選挙での支援を要請されました。真剣な表情で「元総理として、出馬するからには絶対に政権交代を果たさなくてはならない。政治生命をかける覚悟だ」と話されました。実際に政権を担い、数々の修羅場をくぐってきた野田さんの言葉は、やはり重みが違います。
野田さんは、「恩讐を乗り越えていく」とも話されていました。政権交代を実現するという大義の前では、過去に受けた理不尽な仕打ちや、理由のない誹謗中傷など取るに足らないという達観した姿勢に深く共鳴し、野田さんの支持を決断しました。