IMG_202916、17の両日、民主党の全国会議員115名のうち約90名が岩手に集い、合宿研修会を開催しました。大畠前幹事長によると、民主党創成期以来の久々の全国会議員を対象とする合宿研修です。

初日はつなぎ温泉で枝野幹事長ら新執行部を決める両院議員総会を開催した後、安全保障、社会保障、行財政改革の3テーマについて党の方針を確認し、意見交換。夜は大広間で一堂に会しての懇親会で仕事以外に交流の少ない議員とも親交を深めました。2日目は、沿岸コースと内陸コースの2班に分かれて県内を視察。沿岸では、陸前高田と大船渡にて震災復興の進捗状況と問題点を確認し、内陸では、雫石、八幡平、葛巻で観光や再生可能エネルギー、一次産業による地域活性化の取組みを学びました。

20140916 1749427月末の両院議員懇談会で海江田代表の続投が決まったものの、海江田代表を全員で支えようという一体感に欠けるものでした。この「バラバラ感」を払拭するために急遽決まった研修ですが、これまで執行部と距離があった議員の幹部登用、安倍政権との対立軸となる重点政策の浸透、現政権でおざなりになっている震災復興や地方経済の現況把握など、秋の臨時国会に向けて中身の濃い2日間となりました。

岩手県において、これだけの規模の政党の行事が行われたことはおそらくはじめてではないでしょうか。地元国会議員である黄川田県連代表と私が企画や準備に携わり、宿泊先や視察先の皆様には急なお願いでかなりのご負担をお掛けしたと思いますが、各所での行き届いたおもてなしと秋晴れの快適な天候にも恵まれ、全国の民主党国会議員に岩手の素晴らしさを十分アピールできたと思います。ご協力頂いた多くの皆様にこの場をお借りして心より感謝を申し上げます。

また、20日には、盛岡で藤井裕久元財務大臣を招いての「集団的自衛権等に関する講演会」を開催しました。私からは、「専守防衛」に徹し国民を守る民主党と「積極的平和主義」で国民を危険にさらす安倍政権との根本的な違いを説明しました。東大野球部の大先輩である藤井さんからは、政党政治が壊れた5.15事件を生んだ時代背景と集団的自衛権で2国間同盟を強化する危うさ、そして、過去の歴史を学ぶことで民主党の政治家に背骨を持って欲しいとのお話がありました。

確かに、政権を失って野党に転落して以来、民主党は進むべき方向が定まらず「背骨の見えない状態」だったと言えるかもしれません。今回の岩手での合宿研修は、背骨のある政党への大きな一歩になったと思います。