9月25日、安倍首相の突然の辞任から約2週間ぶりに国会が再開されました。衆議院では、午後1時から内閣総理大臣の指名投票が行われ、私は、当然のことながら小沢一郎民主党代表に一票を投じました。
議院内閣制では、有権者が国会議員を選び、国会議員が首相を選び、首相が各大臣を選び、各大臣が官僚を任命・監督するという「権限委任の連鎖」があり、これによって「官僚の行動を有権者が最終的にコントロールできる可能性が生まれる」わけです(飯尾潤『日本の統治構造』中公新書)。国会議員の首相指名投票は、有権者と行政とをつなぐ大事な架け橋であり、国会議員にとって最も重要な任務と言えます。
首相指名投票で、各議員は自分の名前が書かれた木札とともに投票用紙を提出するわけですが、今回の衆議院の投票では、木札を提出したところで投票用紙を忘れたことに気付き、席に戻って改めて木札と投票用紙を提出した議員がいました。これにより木札は本来の数より1枚多くなり、投票の集計作業が混乱しました。
その後の本会議で河野洋平議長が言われたとおり、「国会議員に課せられた重大な使命を真摯に受け止め、最善を尽くし、国民の信託に応え」るべく、今回の件を戒めとして、私も気を引き締めて国会に臨んでまいります。