この時期の天候は、寒い日と暖かい日を交互に繰り返しながら春に向かうため「三寒四温」とも言われます。中道改革連合は真冬の総選挙で大敗した結果、立憲民主党、公明党の参議院議員や自治体議員との早期合流は困難となりました。しかし、理念や政策が共通する三党の連携を強化する方針には変わりません。春に向かって着実に歩みを進めていきます。
三党の関係を温めるべく、毎週火曜日の朝、中道の幹事長である私、立憲の田名部匡代幹事長、公明の西田実仁幹事長、そして三党の国会対策委員長が集まっています。「三幹三国」と称するこの懇談会の場で、各党の現状について情報交換をし、現下の政治課題を確認し、三党の具体的な協力方法について話し合っています。
ここでの議論がきっかけとなって、18日に三党の党首会談を開催。①日米首脳会談に臨む高市首相への共同提言を行う、②来年の統一地方選挙に向け、地方の声を反映する形で三党共通の基本的な政策をまとめていく、③「給付付き税額控除」の実現を主眼とする社会保障国民会議に三党そろって参加する、ことで合意しました。また、19日には、三党の政調会長の間で、④衆議院の予算審議で中道が提案した原油高騰対策などを踏まえ、参議院では立憲と公明が協力して予算修正案をつくっていくことを合意しました。
三党の連携をさらに強めるには、四つの合意を成果につなげなくてはなりません。早速、①につき、19日の午前中に中道の小川代表、立憲の水岡代表、公明の竹谷代表が、木原官房長官と会談し、合計16項目の高市首相への提言書を提出。トランプ大統領に対し、「イラン戦争の一日も早い停戦を求めること」、「自衛隊はホルムズ海峡を通過する船舶の護衛ができないと明確に伝えること」、「停戦後は法律の許す範囲で中東地域の安定に協力する意思があると伝えること」など、中東情勢の悪化とこれに起因するエネルギー問題の解決のための提言をはじめ、米国からの追加関税や防衛費増額要求への対応策の提言、日中関係改善や北朝鮮への対応を含むアジア太平洋地域の安定のための提言などを盛り込んでいます。
この提言に対し、木原官房長官からは「重く受け止める。考えは一致する点が多い。ぜひオンラインも使って会談前に首相に届けたい」との発言がありました。その後に行われた日米首脳会談では、中東情勢に関して、高市首相から概ね3党の提言に沿った発言がなされたようです。やりとりの詳細は、今後の国会審議などで徐々に明らかになるはずです。
「三人寄れば文殊の知恵」ということわざもあります。これからも人格識見に優れた立憲・田名部、公明・西田の両幹事長とのコミュニケーションを密にし、三党の連携強化と国政の課題解決に向け、よりよい知恵を出し合っていきたいと思います。