
27日、総選挙が行われ、私が所属する立憲民主党は選挙前の98議席から148議席へ50議席増の躍進でした。民主党に政権交代した2009年以来の「追い風」もあり、私は次点候補の2倍以上の9万4409票を頂き、7期目の当選を果たすことができました。
思い起こせば、党が分裂して刺客を立てられた2012年、突然の解散で不意を突かれた2014年、希望の党への合流が失敗した2017年、党内で不当な訴えを起こされ、立候補も危うかった2021年と、過去4回は嵐のような「向かい風」の中を進む選挙でした。
それでも、多くの有権者の皆さんの温かいご協力とご支援、スタッフの献身的な活動のおかげで、挫折することなく歩んでこられました。自分自身もこの間、雑音に惑わされず、やるべきことを一貫してやり続けました。おかげで、いかなる状況にあっても選挙戦を戦い抜く力が養われたような気がします。まさに「継続は力なり」です。
一方、2009年以来の大惨敗となった自民党は、最後まで裏金議員への対応が一貫せず、国民の信頼は地に堕ちました。とりわけ選挙戦終盤に発覚した、非公認の裏金候補が管理する自民党の支部に対し、2千万円もの税金(政党交付金)を配ったことは致命的でした。
石破首相は、「選挙で使うお金ではない」と苦しい弁解を重ねましたが、自民党の公認候補と同じ金額を選挙直前に配る理由について、まともな説明がされていません。そもそも、やましいお金でないのなら、資金を配ることを報道されるまで隠す必要もなかったはずです。結局のところ、裏金議員を非公認とする処分は、票集めのためのパフォーマンスに過ぎず、実体は「裏公認」でした。自民党が65議席も減らしたのは自業自得です。
間もなく召集される特別国会では、最初に内閣総理大臣の指名選挙が行われます。常識的には、191議席の自民党の石破茂総裁と148議席の立憲民主党の野田佳彦代表のいずれかが総理大臣に選ばれるはずです。しかし、総選挙と同様、結果は最後まで分かりません。
中には、自らの存在感を高めたいのか、与党なのか野党なのか、よく分からない態度を示す政党もあります。しかし、一貫性のない行動を取り続けるとどうなるかは、現在の自民党を見れば火を見るより明らかです。自民党の数々の不祥事によって失われた、国民の政治への信頼を取り戻すには、野党が結束して野田氏を内閣総理大臣に選ぶ必要があります。