6日、BSフジ「プライムニュース」に出演。約2時間にわたり、福島県の増子輝彦参議院議員(民主党)、宮城県の小野寺五典衆議院議員(自民党)と共に、「復旧・復興の現状と課題」というテーマで討論を行いました。最初に問題となったのは、前週末に各県に配分された復興交付金の額。宮城県では、申請した金額の54%しか認められなかったため、村井知事が復興庁のトップたる平野復興大臣に抗議する事態になったとのこと。しかし、岩手県では申請額の96%まで認められているため、岩手と宮城の格差の原因に関心が集まりました。

私からは、岩手の実情として

復興庁の出先機関の職員が各被災地に出向き、復興交付金の申請書類の作成にも関わった。事前に十分コミュニケーションが取れていたので要望がほぼ100%認められたのではないか。ただし、1回目ということで審査基準も明確でなく、被災地の期待に十分応えられなかった面はある。3月末の2回目の申請の際に改善すべきは改善する必要がある

旨意見を述べました。

また、がれきの処理も議論になりました。膨大ながれきの一部を県外で処分してもらう「広域処理」をどうやって進めるかです。私からは、広域処理が進まない理由として、

①放射能汚染への不安と、

自治体とごみ処理施設がある地元住民との間で「処分対象は県内のごみに限る」等の約束が交わされていることが多い、

ということを指摘しました。

その上で、①については、広域処理をお願いするものは絶対的な安全基準をクリアしていること、②については、被災地で処理する量は被災地の人口で頭割りすると約3.2トンなのに対し、広域処理をお願いする量は被災地以外の人口で頭割りすると約33キロに留まるという事実を述べ、決して県外に負担を押し付けているわけではないので、多くの地域のご協力をいただきたいと申し上げました。

番組の終わりでは、三人の議員が復興に向けて提言するコーナーがあり、私は「共助、共考、共創」の精神を持つべきと述べました。国と地方も、被災地と被災地以外も、互いに助け合い、知恵を出し合い、一緒に復興という大きなプロジェクトを創っていく、という精神が肝要だと思います。それがあれば復興交付金の配分、がれきの広域処理をはじめ、数々の「復興の課題」は迅速に解決に向かうはずです。