米国で来月、緊急金融サミットが開かれることになりましたが、盛岡市では17日から19日の3日間、第13回全国朝市サミットが開催されました。盛岡には神子田(みこだ)の朝市があります。新鮮な農産物等を安価に提供する全国屈指の規模の朝市で、月曜を除く毎日朝5時から8時ころまで開催されています。
その神子田の朝市がホストになり、全国朝市サミットが初めて盛岡で開催されました。私は初日の記念シンポジウムにご招待いただき、最終日には盛岡市アイスアリーナで行われた全国朝市物産展を訪ねました。
神子田をはじめとする県内の朝市のほか、北は函館から南は熊本まで全国11の朝市が出店し、品切れの店が続出する大盛況でした。
汚染米をはじめ食品への薬物混入が相次ぎ、消費者の「食の安全・安心」への関心が高まっています。安くて品質のよい食材を地元の生産者が直接提供する朝市は、消費者にとって最も信頼できる購入先であり、このサミットを契機にますます利用者が増えそうです。