26日、盛岡の桜山神社集会所にて、慶応義塾大学総合政策学部准教授の飯盛義徳(いさがいよしのり)先生を招き、「地域の元気を取り戻す」というテーマでご講演をしていただきました。
 
 盛岡市をはじめ西和賀町、葛巻町などから、まちづくりに関心を持つ方々約30名が参加。飯盛先生は、ご出身の佐賀市で「鳳雛塾」(ほうすうじゅく)というNPO法人の副理事長も務められ、多くの企業家を育成して地域活性化に貢献。これに習って、富山や丹波、横浜でも鳳雛塾が立ちあがっています。
 今回の企画は、民主党の勉強会で私が飯盛先生のお話に感銘を受け、地元の同年代の方にもぜひ聞いてもらいたいと思い、高校時代の友人らの協力を得て実現したものです。
 飯盛先生は、

地域活性化のためには人材を育てることが重要と考え、役所には頼らずに鳳雛塾を作った。地元企業の例 を題材に教材を手作りし、IT等を利用して運営コストを下げ、授業料は年1万円に抑えた。地域活性化のためのプロジェクトを成功させるには、信頼に基づいた強い人間関係と新たな情報が行き交う弱い人間関係の両方を構築するのが大事。

など、約1時間にわたって成功体験に基づいた興味深いお話をしてくださいました。 その後の懇親会でも先生と参加者の間で話が弾み、とても有意義な機会になりました。
 今回の飯盛先生の講演をきっかけにして、「地域活性化のため、人を育て、人のつながりを広げていく」取り組みが盛岡でも広がるよう期待するとともに、私もその一助になりたいと思いました。