11日、民主党本部で両院議員総会が行われました。

[videopop vid=1213167887 vsize=450 vtitle=”民主党両議院総会 2008/6/11″ vinline=true][/videopop] 最初に鳩山幹事長から、沖縄県議選の結果からも民意は後期高齢者医療制度廃止を求めているのにこれを無視し、居酒屋タクシー問題に象徴される官僚のモラル低下にも責任があるとして、参議院に福田首相の問責決議案を提出したいとの提案がありました。

次いで山岡国対委員長から、直前に行われた与野党国対委員長会談の内容など経過説明があり、特に異論もなく、満場一致で問責決議案提出が決まりました。

小沢代表からの決意表明等もなく、短時間で終わった静かな総会でした。問責決議案が可決されても法的な効力がないため、福田首相は政権の座に居座るだろうという見方もありますが、小沢代表としては、各議員に対し、「目先の動きに浮き足立つことなく、政権交代に向けて地道な活動を続けるように」との無言のメッセージを伝えたかったのだと思います。