24日、高校野球岩手大会の決勝が行われ、花巻東が盛岡一を2対1の逆転勝ちで下し、春夏連続の甲子園出場を決めました。

盛岡一高は31年ぶりの甲子園出場を目前にして敗れ、野球部OBとして残念な気持ちもありますが、春の選抜で全国準優勝の花巻東と互角の戦いをした後輩諸君の健闘を大変誇りに思いました。

思い起こせば、高校時代は野球と勉強の両立に苦しんだものですが、それを乗り越えられたのは「甲子園」という大きな夢があったからです。後輩諸君も甲子園という夢を抱いて努力し続けた結果、大きく成長しました。

夢は若者にエネルギーを与え、成長させます。一人一人の若者が夢を抱ける社会を創ることで、次代の担い手の数と質が充実し、日本の未来は明るくなります。若者が夢を抱ける社会にするため、民主党は以下の政策を実行します。

① 子ども手当:0歳から中学卒業まで1人月額2万6000円(年額31万2000円)を支給し、子どもの育ちを経済的に支援。

⇒財源確保の一手段として、同時に所得税の控除制度を見直します。65歳未満で子どものいない夫婦片働きの世帯では若干増税になりますが、子どもが社会に出れば社会保障の支え手になり、その恩恵はすべての世帯に及びます。何卒ご理解をお願いいたします。

② 高校の授業料無償化:公立高校の年間授業料に相当する年額12万円程度を支給し、すべての高校生の学ぶ権利を保障。

⇒私立高校通学者で保護者の年収が500万円以下の場合には、倍額を支給します。

③ 地球温暖化対策:2020年までに温室効果ガスを25%削減し(対1990年比)、次世代のために温暖化防止。

⇒同時に、代替エネルギー・省エネ住宅・農業など環境保護に役立つ産業の育成と雇用の創出に努めます。