1月31日午後から2月3日にわたり「小沢一郎政治塾」の集中講義、討論が行われました。


政治家志望に限らず各界の前途有望な人材を集め、小沢政治の理念と哲学を伝授しようという趣旨で、年2回ずつ開催されています。

今回は、審査を通った7、8期生50名が参加。私も、初日の開講式、3日目の討論テーマ発表と懇親会、最終日の議員質疑、塾長講義、閉講式に参加しました。小沢代表は、1時間半に及んだ塾長講義とその後の質疑応答の中で、

「自由と平等は本来対立するもの。自由を強調し過ぎると不平等な弱肉強食社会、平等を強調し過ぎると自由のない規制社会になってしまう。政治の役割は自由と平等を調和させることであり、歴史的に見てもこの調和がうまくいった社会がエネルギーを発揮した」

「自己の考えを主張しない人間の方が身分保障される日本は、普通の国とは言えない」

といった大局的かつ本質を突いたお話をされました。

小沢代表が若い塾生に向って諭すように語る姿を見て、小沢代表と同じ水沢市(現奥州市)出身の後藤新平の言葉、

「金を残す人生は下、事業を残す人生は中、人を残す人生こそが上なり」

を思い出しました。