22日、JAいわて中央さんの会議室をお借りして、民主党農業政策(戸別所得補償法案)に関する報告会・懇談会を行いました。年の瀬の急なご案内にもかかわらず、地元紫波町をはじめ矢巾町、盛岡市、花巻市などの農業関係者など、200名近くの方にお集まりいただきました。

参議院農林水産委員会の理事で戸別所得補償法案作成の中心メンバーである平野達男議員と主濱了議員から、法案提出までの経緯や法案の内容の説明を行いました。

政府与党の政策は、大規模に農業を営む農家や、集落営農組織に補助金を集めて農業の経済効率を高めようとするものです。しかし、農業の評価は、経済効率の観点からだけではなく、環境保全、地域社会の維持・活性化、食料自給率の確保・向上、食の安全など多面的な観点から行わなければなりません。

民主党の政策は、米など主要農産物を販売する農家について、規模の大小にかかわらず生産費と販売価格との差額を補てんするものです。小規模農家でも安心して農業に取り組めるようにし、農業の多面的な機能を守ろうとしています。出席した多くの方から、

「有意義な会だった」

「民主党の農業政策を支持する」

といったお声をいただきました。今後も、民主党の農業政策へのご理解を深めていただけるよう、岩手選出の両議員とともに活動していきたいと思います。