8日、メルパルク東京において、民主党2009年度定期大会が行われました。

世論調査の結果を見ると政権交代の機運が高まっていますが、それ故に過度な演出・装飾を避け、来賓からあえて民主党への苦言を語ってもらうなど、地に足の着いた大会でした。

小沢代表も、「『国民は家族である』との思いに基づいて、『国民の生活が第一。』の理念と政策を、国民の生活現場で地道に訴えていかねばならない」と、私たち議員に日常活動の充実を呼び掛けました。

さらに、深刻化する不況への緊急対策として、太陽光パネルの設置補助を中核とする「環境のニューディール」と、小中学校の校舎を全て耐震化するなどの「安全・安心のニューディール」によって経済を支え、全国各地に雇用を生み出すというプランを示しました。

昨年秋の代表再選の際に、小沢代表は、税金無駄遣いの根絶、年金・医療の改革、子育てへの支援、雇用制度の改革、農林漁業と中小企業の再生という「新しい生活をつくる五つの約束」を示し、生活の不安をなくす政策で持続的な経済成長を目指しました。

これに加えて今回、短期的に景気をテコ入れする政策も打ち出しました。しかも、定額給付金のようなバラマキ政策とは異なり、目的も効果も明確です。

政権交代に向け、民主党は着々と進化しています。