8日、階猛代議士は、岩手大学人文社会科学部の丸山仁教授のお招きで、約2年ぶりに同教授の政治学ゼミに参加しました。

 

 岩手大学3、4年生11人を前に、まず代議士から、議院内閣制下で国会議員が政府高官を兼ねることの意義と苦労を自身の経験を踏まえて述べ、政務官時代に手掛けた公務員制度改革や情報公開制度改革の概要を説明しました。さらに、党代表選挙での応援模様、政務官退任後の法務委員会等での活動、事業仕分けの舞台裏など幅広く話題を提供しました。

 次いで学生たちから、政治家を志した理由、政治家と官僚の望ましい関係、世論調査を含む政治報道のあり方、党の政策と個人の政策が異なる場合の対応など重要かつ本質を突いた質問が次々と寄せられ、代議士の回答も次第に熱を帯びていきました。

 途中、代議士から、国会に満員電車に揺られて通っていることや演説の原稿を全て自分で書いていることなど、日常の活動がありのままに語られると、学生たちがそれまで抱いていた国会議員のイメージがかなり変わったようでした。

 最後に代議士は、「政治の質を高めるには、選挙で良い政治家を選ぶしかない。そのためには、メディアから情報を入手するだけでなく、直接政治家の話を聴いて判断することが重要だ」と、若い世代に政治への積極参加を促す言葉で締めくくり、予定時間を大幅に超過して盛り上がったゼミが終了しました。