今回お邪魔したのは、盛岡の中心地・菜園に位置し、古くから親しまれている老舗の焼肉レストランの大同苑です。創業は、昭和４０年と盛岡に根をおろして四十余年の歴史のあるお店です。（写真は応対していただいた村上綾子様です。）
盛岡冷麺は岩手の名産品です。冷麺のルーツは朝鮮半島北部の郷土料理である平壌冷麺です。盛岡冷麺が売り出された当時は、ソバ粉入りで、現在のソバ粉の入らない透明感のある太麺の形にしたのは、まさしく幾多の先人たちの知恵と舌と創意工夫の賜物のようです。
注文したのは、ユッケ、ユッケビビンバ（ハーフ）、盛岡冷麺（別辛）です。厳選されたこだわりのいわて牛のユッケは甘くて格別の味でした。盛岡冷麺は、注文を受けてから手練りをするそうで、コシが強くシコシコとした歯ごたえの麺と清涼感のあるピリ辛スープが絶妙に混じり合い、癖になる味でした。
〒020-0024 盛岡市菜園2-6-19 019-654-5588