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昨日、早稲田のハンカチ王子こと斉藤投手が好投し、早稲田が全日本大学野球選手権の決勝進出を決めました。斉藤君は、これまで球場で3回見ています。一度目は、昨年3月のセンバツ準々決勝で優勝した横浜高校にKOされた試合です。延長再試合を含め3連投となったこの試合。まったく球威がなく、見ていて気の毒でした。

二度目は、昨年8月駒大苫小牧との決勝再試合。前日の斉藤君と田中君とのすばらしい投手戦を見て、いてもたってもいられなくなりました。早実応援部OBで長年お付き合いのある製紙会社社長のS和さんに連絡をとったところ、応援席のチケットを手配してくださるとのこと。喜び勇んで息子二人を連れて甲子園に向いました。

センバツの時とは違い、斉藤君は再試合の疲れを全く感じさせず、見事栄冠を手にしました。優勝の瞬間、彼の成長とチーム一丸となった戦いに感激し、応援団の人たちと一緒に涙しました。そのときのチケットが上の写真です。今でもこのチケットはお守り代わりに財布に入れて持ち歩いています。

今の活躍ぶりを見ると、彼は日の当たる道を歩んできたように思い込みがちですが、栄光の陰には人一倍の努力と忍耐があったのだと思います。これからもどんどん活躍して欲しいです。

ちなみに三度目は、我が東京大学野球部と戦った今年の東京六大学野球開幕戦。東大は完全に押さえ込まれ、彼に初登板初勝利を献上してしまいました。ちょっと腹立たしかったので、そのときのチケットは持ち歩いていません(笑)

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