中央アジアのキルギスから岩手大学に留学し、一時帰国中の学生の方から日本語で心温まるメッセージを頂きました。以下、引用します。

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大好きな日本に大地震、大津波が起き、たくさんの人々が家族や親戚を失い、不安な生活を送っていることを残念に思いたまりません。

また、この地球に極めて恐ろしいものである、原発の事故が起こり今でも回復できない状態は冷静に考えたいと思っても、落ちつかないです。

だけど日本人の規律的な行動はよすぎます。

世界のニュースではみんな日本人の忍耐強さ、困難な時期なのにお互いに思いやりのある行動しているのを見て、非常に感動されているそうです。

そして、日本人はこれだけの災害を受けているのに、人間性を失わず、素直に助けだけを求めているという様子は世界中に尊敬されています。

また、みんなその素晴らしさに対して頭を下げ、ひざを曲げた状態で、災害が終わるのを祈っています。

日本人の極めて冷静な態度は世界中の人々にまねできない素晴らしい人間性だと言われています。

原発の事故が起きてからすぐに帰国するようにキルギス大使館からも、家族からも強く命令され、一時的に帰国せざるを得なかったです。

でも心の半分は日本に残ったように原発内の状況を観察し、回復を祈り続けています。そして盛岡に残った友達とメールなり、電話なり、連絡を取り続けています。

私の家族はもし、日本人の友達の中で一時的に海外で避難したいと思ったら、どんどんうちに誘ってくださいと言っています。

キルギスは日本人に取ってビザなしで入国できるので、避難するのに便利だと思います。階さん、もし、盛岡、あるいは岩手県のどこかからキルギスに一時的に行きたいと思う日本人の方がいたら、教えてください。

大好きな日本が一日でも早くこの災害を乗り越えるのを心から願っております。