2月から月1回、月曜日の早朝に盛岡市で地元の金融機関(岩手銀、北日本銀、東北銀、盛岡信金、みずほ銀盛岡支店 )の実務者を招いて「金融を語る会」を開催しています。14日は、ABLをテーマに議論しました。 ABLとは、Asset Based lendingの略で、原材料、在庫商品、機械設備などの動産や、売掛金などの債権を担保にお金を貸す新しい金融手法です。
保証人や不動産担保が乏しく、従来は融資しにくかった企業にも、ABLを使えば融資できると期待されています。しかしながら、担保の評価や実行方法につき法制度が未整備であったり、取引先が信用不安を恐れて消極的であったりして、各金融機関とも試行錯誤している状況です。
地域経済の活性化のため、地元金融機関のお知恵を拝借しながらABL普及のための政策を考えていきたいと思っています。