15、16日の昼過ぎ、盛岡市の商店街でガソリン税等の暫定税率廃止を求める署名活動を行いました。民主党では、2月下旬から全国で100万人の署名を集める運動を始め、私が総支部長を務める岩手1区総支部では、3月末までに2000人の方から署名を頂くことが目標です。
通常国会が始まった1月半ばの時点では、街頭演説で「暫定税率」と言っても、ピンとこない方が多かったようです。しかしながら、今回の署名活動では、本来の税率に上乗せされる暫定税率のせいで、ガソリン1リットル当たり約25円の負担増になっていることや、「暫定」と言いつつ政府が34年間も延長を繰り返し、この4月からさらに10年の延長を図っていることなど、よくご存知の方が多く、こちらから説明する前に署名してくださる方がたくさんいらっしゃいました。私自身、額賀財務大臣への質疑や岩手日報への寄稿(4日付け夕刊「論壇」欄)などを通じ、一人でも多くの方に「暫定税率」の不当性をご理解頂けるよう活動してきただけに、大変うれしく思いました。

おかげさまで、この2日間で337名の方から署名を頂き、通算1901名と目標達成に大きく近づきました。共同通信社が両日実施した世論調査でも、「暫定税率延長に反対」が61%(前月比3.9ポイント増)です。福田首相は、国民の声を真摯に受け止め、次々と無駄遣いが明らかになっている道路特定財源の一般財源化と暫定税率の廃止を決断するべきです。