第48回衆議院総選挙が終わりました。野党の準備が整う前の突然の解散、民進党の希望の党への合流、立憲民主党の結成など、今だかつてなかったような混乱と激動の総選挙でした。

私個人としては、多くの皆様のご支援のお陰で、初当選から5期連続で小選挙区当選を果たすことができました。しかし、所属する希望の党は、岩手2区の畑こうじさんを始め、全国の有能な同志が惜敗しました。目標であった政権交代には遠く及ばず、50議席の確保に留まりました。

厳しい結果でしたが、今回の選挙では、今後につながる希望が三つありました。

第1に、私自身の得票数は前回より1万票ほど上回る87,534票でした。民進党の政調会長として、希望の党との政策調整や他候補の応援等に追われ、選挙前半には接戦を予測する向きもありました。しかし、選挙後半はいつにも増して皆様から熱い声援と握手を頂きながら支持を伸ばすことができました。

第2に、希望の党の比例得票数について、岩手1区では自民党に次ぐ39,921票を頂きました。元々民進党で仲間だった立憲民主党も合わせると、77,202票となります。自民、公明両党の合計を17,470票も上回っています。全国的にも、自民党に対しては希望と立憲民主を合計すれば大きく上回っており、両党が連携すれば政権交代が視野に入ります。

第3に、希望の党で今回当選した50人の平均年齢は49歳で、4期生以下が過半数です。51歳で5期生の私ですら、年長者の部類です。しかも、大臣経験者が5人、党三役を経験した者が私を含めて6人おり、経験豊かな人材も揃っています。

振り返ってみると、大変険しい道でしたがこの道を選んだことは間違いではなかったと感じます。希望を持ちつつ、 今回の敗北を真摯に反省し、組織と政策を立て直します。そして、国会活動と地域活動に励み、党勢拡大に努めて参ります。引き続きご支援賜りますよう、何卒宜しくお願いいたします。